ヤマトグサ
2023.04.14
ヤマトグサ(Theligonum japonica Okubo et Makino)

2023年4月中
撮影地:千葉県

現在NHKの朝ドラ「らんまん」のモデル、牧野富太郎さんが命名した植物。

今回は、ヤマトグサをターゲットに
生物の先生に同行をお願いして山の中を彷徨いました。
無事に写真を撮ることができました。
先生に感謝いたします m(_ _)m

この草、私には花が咲いていないと絶対にわかりません。
ぱっとみ、ハコベ以外の何物でもありません。
見つけた環境から、おそらく今までも見ていたのでしょうが、
全く気にしたことありませんでした。
(というより、知りませんでした💦)

もちろん、存在する場所は、ヒルやマムシ、
その他諸々がセットになって付いてきます(笑)

Bing AI による説明

ヤマトグサは、アカネ科ヤマトグサ属の多年草で、
日本固有種です。小柄な草本で、ややハコベに似ていますが、
雄花は緑色の外花被片から多数の雄蘂が垂れ下がる独特の姿をしています。
雌花は非常に小さく、外花被片の先端から柱頭が突き出します。
花期は4月から5月で、山地の森林下に生育します。


ヤマトグサは、牧野富太郎が1884年に高知県で発見した植物です。
当時は花がなかったため、ハシカグサと同定していましたが、
1887年に大久保三郎とともに植物学雑誌に記載しました。
和名は「日本の草」の意味で、日本を代表する植物として名付けられました。
学名はTheligonum japonica Okubo et Makinoです。
ヤマトグサは日本人によって記載された最初の植物であり、
日本人として2番目に学名が与えられた植物でもあります。


ヤマトグサは、絶滅危惧種として多くの都道府県でレッドリストに指定されています。
森林伐採や林道工事などによる自然環境の破壊や、
園芸栽培のための採集などにより減少しているからです。
ヤマトグサは日本の自然遺産として大切に保護されるべき植物です。


参考文献:
ヤマトグサ - Wikipedia
牧野富太郎が発見したヤマトグサ(大和草)とは?特徴や花言葉も紹介
『らんまん』に登場するヤマトグサってどんな花?高知県内で見られる場所も紹介
【ヤマトグサのまとめ!】特徴や自生地について等7個のポイントを解説








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